天蚕シルク化粧品への応用

繊維のダイヤモンドと言われ高級品として扱われていた絹（シルク）。化学繊維の普及によりシルク繊維の需要は激減し、シルク産業、養蚕業は衰退していきました。その危機を救うために、一人の研究者がこれまでにない新たなシルクの活用を可能にする特許技術の開発に成功しました。白い繭ではなく、天然の緑の繭から、世界で初めて美容成分を抽出すことができるようになったのです。これまで繊維としてしか使うことができなかった絹糸が、美容素材としての新しい可能性を見出すことができました。

ファランドールは、この特許技術のおかげで、色をした日本原産の野生の「シルク」より、美容成分「天蚕シルクフィブロイン」を抽出し、配合した化粧品「ジョワ ド ソワ」「Mayuco」を開発することができました。科学的には作り出せない機能を多く持つ天然のシルクから、最高の美容成分を抽出して生み出された肌に優しいナチュラルシルクスキンケアシリーズです。年代を問わず、多くの方のお肌で実感していただきたいと思っております。

ファランドールが目標とする「天蚕の輪」

養蚕農家の方、研究者の方をはじめ、多くの方々との縁と絆で作られた天蚕シルクコスメ。その天蚕シルク化粧品を使って喜ぶ人が増えていく。すると、天蚕繭がたくさん必要となりシルクの需要が増え養蚕農家が自立できるようになる。すると、大量の繭を育てるためにクヌギの木が必要となり、たくさん植えて豊かな森ができる。ファランドールが目指すのは、一つの繭が紡ぐ「天蚕の輪」です。
一つの繭を守り育てることで、人々に美と健康をおとどけし、養蚕業という伝統文化が継承され、里山という美しい森のある日本を存続させることができます。
これからも天蚕シルクの可能性を追求し、縁と絆を大切に、天蚕の輪を大きく世界へと広めてまいります。